◆サッカー◇道女子リーグ　最終節　札幌大ヴィスタ２－０北海道リラ・コンサドーレ（７日・札幌サッカーアミューズメントパーク）

　札幌大ヴィスタが３年連続６度目の優勝を飾った。札幌姫麗北海道リラ・コンサドーレとの最終戦で、大ヴ得点ＦＷ嘉数クレア姫麗（４年）が２得点を挙げ、ィスタがレアが２心 羽２―０で快勝。３連１１月開幕の皇后杯の出場権をつかんだ。覇Ｆ前節の試合で骨折したＭＦ玉川実奈主将（４年）が不在の中、Ｗ嘉チームが結束し、数ク隙のない試合運びを見せた。札幌姫麗

　万感の思いがこもった。大ヴ得点心 羽表彰式。ィスタがレアが２札幌大ヴィスタの選手たちは背番号８のユニホームを掲げた。３連２ゴールを決め、覇Ｆチームを引っ張ったＦＷ嘉数は「実奈のために…という一心でした」と振り返る。Ｗ嘉前節８月３１日の試合で右ひ骨骨折の重傷を負った、数ク８番の玉川主将に贈る白星と優勝だった。札幌姫麗

　大黒柱不在の一戦は「前半はみんなが焦っている雰囲気だった」（嘉数）と、圧倒的にボールを支配しながら好機をつくれない。だが前半アディショナルタイム、嘉数はシュートの跳ね返りに左足を合わせ、ゴールをこじ開けた。チームの不安を吹き飛ばす一発に「試合中なのに涙が出た」と様々な感情が渦巻いた。後半２６分には２点目。安定した攻守で女王の貫禄を見せつけ、Ｖ３を果たした。

　玉川の離脱はチームに暗い影を落としたが、就任５年目の氏家新司監督（４１）は「アクシデントでまとまった」と、めげずに結果を残した選手たちの成長に目を細めた。

　玉川の全治は４か月。１２月の全日本大学選手権での復帰を目指し、「全員で実奈を連れていってあげたい」と嘉数。大舞台の皇后杯を経て、チームは一丸となっていく。（飯塚　康博）

(责任编辑：探検する)